今月早々に弁護士さんを通じて裁判所に個人再生の申立手続きを提出してくれました。
いままでいくつかの書類作成や準備などをしてきました。
振り返るとこの手続きをしておけばもっと早く進められたかも―とか、逆にこれはやっておいて良かった!などの振り返りとまとめを書き起こしてみました。
個人再生をする目安
この目安なんですが正直、人それぞれの部分があると思います。
利息、返済額、収入など人それぞれだと思いますので、僕が踏み切った状態を書いていこうと思います。
返済状況
毎月12万円の返済をしても微弱に借金が膨らむ状況。
コツコツ貯まって約720万円に。
さすがに弁護士さんに個人再生手続きを推奨されたけど、
ローンを組めるようになるまで10年近くかかることに手続きをしたら楽になるけど将来とくにこの先、結婚・出産、マイホームを経験する可能性がある30歳では即決で動けない状況でした。
ただ何かしら手を打たないといけないのは分かっているから納得できる材料探しとして、利息や返済金額を試算してみました。
Excelで返済期間を計算
合法とは言え金融機関の皆様には迷惑をかけますので罪深いです....
とはいえ、10年近くローンが組めないとい代償も負いますが・・・
その代償を追ってでもやったほうがよいと判断目安のツールを調べて計算してみました!
特別なツールは使わずに関数で計算しました。
使った関数は・・・
- ROUNDUP関数(少数点の切り上げ)
- NPER関数(完済までの期間の算出)
この二つだけです。
小難しく見えますが、僕が算出した表と数式も図を使って説明します。
借金720万円の場合
僕の場合で説明すると・・・
- 借り入れ総額:720万円
- 7社の平均利息:13.18%
- 返済可能金額:15万円(通常支払と繰上げの含め)
※正確な借り入れ会社は8社なのですが1社は1000円未満のため割愛
このケースでの計算式はこんな感じ。
これの支払いで完済までの期間が算出できます。
数式を読むの難しいからはこの数式に数字を打ってみてください。
ROUNDUP(NPER(13.18%/12,-150,000,7,200,000),0)
数字が打たれている箇所を自分が算出された数字を入れてみてください。
それで算出された期間が・・・・・
こちら!
69ヶ月を12ヶ月で割ると・・・
5年9ヶ月!!!!
今の年齢が31歳なので、この通り返済しても36歳になっちゃうわけです。。。。
36歳 独身 貯金0円 165cm 頭皮薄い 年収400万円
婚活したくても絶対モテない案件のフルセット笑
これはアカンとなった訳です。
完済までに支払った利息金額の算出は・・・・
目を逸らしたくなる数字でした....
なんと・・・・
3,100,000円!!!!!
派遣OLの年収分の利息を払うことになるのであればいっそとなった訳です。。。。
一応の計算方法として・・・
特殊な関数ですが、CUMIPMT関数を使いました。
これも分かりにくいので抽出している数字を僕のケースにしてみました。
=CUMIPMT(13.8%/12,69,720万,1,69,0)
これで算出された金額が・・・
見事に300万円を超えるので決意しました。
個人再生を実施したら、36か月間の返済期間が終わると残りの借金は免除となる。
今の収入と支出のバランスを維持すればその返済期間の36か月で500万円以上は貯金ができる思いました。
僕の過去の記事で収入報告をしているので一応その証拠として・・・
3年我慢して貯金500万円と無茶苦茶働いて、36歳で借金0、貯金ゼロならどっちをとる?って話になりました。
僕は支払いを滞ることなく返済していたけど、いろんな人のアドバイスもあって気づけました。
もし自分の状況を誰かに言いたくないけど、現状なんとかしないとまずい!って人に手助けとなる記事であれば幸いです...
手続きの目安を知ってからの手続きのステップに行きましょう!
申立をするまでにしておきたいこと
ざっと4つ!
- デビットカードの作成
- 銀行口座の開設 or 給料振込先変更
- クレジットカード払いから口座引き落としに変更
- 家計簿アプリの導入
デビットカードの作成
申立をすることで督促が一切なくなります。
督促をした場合は裁判でカード会社or銀行が負けます。
嬉しい反面、その後今までのカードが使えなくなります。
そのためカード払いでないとできないものにAmazonプライムとかが使えなくなってしまうので、デビットカード作ることをおすすめします。
人それぞれの使いやすさなどあると思いますが、
2つ作れるとよいと思います。
①ジャパンネット銀行のデビットカード
②楽天銀行のデビットカード
2つをおすすめします。
理由として・・・
ジャパンネット銀行では引き落としできないデビットカードでもジャパンネット銀行ならOKなことがありました。
以前にも記事を書いてますが、NTTドコモのバイクシェアとタイムズのカーシェア
これが他のデビットカードでは使えなかったので、これから副業をして繰上げ返済しようとしている方でウーバーイーツを検討している方、ご注意ください。。。
楽天銀行のデビットカード
これは還元率が通常のクレジットカードと同等の還元率だからです。
どのデビットカードの還元率は0.5%が良いところ....
楽天カードだけは、100円に対して1Pが付与されるので、楽天ポイントを貯めている人などにはおすすめです。
それに楽天PAYにも紐つけすることで、還元率は200円につき3P付与されて1.5%まで上がりますので使わないと損です!
口座引き落とし作業怠ると申立時期が遅れる
デビットカードに切り替えるタイミングで可能な限り、デビットカードor口座引き落としに切り替えることを強く勧めます。
なぜかというと、支払いをしません宣言を弁護士さんに通じて対応してもらうと次にこの人の借金の最終確定金額をもとに手続きが進みます。
そのため、切り替えを怠ると自動的にカードが使えないから問題はないのですが、借金の確定日が遅れます。
特に・・・・
電気・ガス・水道の公共料金!
ライフラインだからギリギリまで、支払えるようにしてくれちゃいます。そのため僕の場合は9月に支払いを止めましたがカード会社の借金総額の確定までに3ヵ月弱かかりました。
※僕は11月に借金の総額が確定
なので早い段階で口座引き落としに帰ることで手続きのスピードが変わります!
銀行口座の開設 or 給料振込先変更
こちらは単純で借り入れ会社が銀行のカードローンの場合、それに紐づく口座&他の口座が凍結します。
返済できません!っていうなら、こっちも返済できる金があるならこちらで抑えさせてもらいますって普通の話ですよね・・・
そのため、弁護士さんにお願いをすれば凍結した後に戻してもらうことはできますが、2ヵ月近く時間がかかるとのことです。
金なくて手続きしているので、2ヵ月無給で生活ができるハズがないと思うので、口座を変えちゃいましょう!
僕の場合はメインバンクはみずほ銀行、ウーバーイーツの支払い先が三菱UFJ銀行とすべて口座凍結対象の口座しかなかったので、新しい口座(三井住友)にしてすべてを変えました。
家計簿アプリの導入とレシートをもらう習慣
申立をする前段階として、個人再生をちゃんと計画通り返済できますか?っていう証拠つくりとして収支報告をしなくてはなりません。
そのため、収入と支出をちゃんと家計簿をつかなくてはなりません。
普段からつけているなら良いですが、つけていないひとは家計簿アプリをいれて余計なストレスを回避したほうがよいです。
Moneytreeは全体の口座を一元化するため
Money Forwardに関しては支出管理をするため
2つを使うことで無料ですべてを管理が可能になります。
お金を出しても構わない!という方にはMoney Forwardがオススメです。
レシート写真一つで完了するのでかいです。
毎日つける習慣があるならよいですが、そんなことできないので。
レシートだけでもちゃんともらっておけば月末にパシャパシャ取っていればすべてが完成!
仕事をしながらやる作業なので、可能な限り精神的なストレスを省くことをしたほうがよいでよね。
番外編
当然ですが、申立までの間に大幅に収入を増やすのも問題です。
以前、実証してたことを記事に書きました、、、
大きな収入も、大きすぎる支出も咎められます。
借金が免除されるからって贅沢はするな、そんなに稼げるならちゃんと返済にしなさいよ!ってことなので・・・
僕は稼ぎ過ぎという点で見栄えが悪くなるということもあり、見送りとなりました。
そのため、負債額確定で1か月、稼ぎすぎで1か月、弁護士との調整不足で1か月の計3ヵ月をむなしくも時間がかかってしました。
東京の場合は25週(半年)のちゃんと返済できるか?の履行テストがあります。
そのため、スムーズにいけば5月くらいにはある程度決着がついたものが8月近くになるということが確定。
なので再現なく稼いでもOKとなる時期がかなり遠のきました...
2020年の純資産300万円を何とか達成したいので、いまできることを最大限やって目標達成できるように頑張ります!
今日も記事をお読みいただきありがとうございました!